無料歯周病健診
お口の成人病であり、全身に影響を与える歯周病の検診が無料で受けられます。

対象の方 40歳から70歳までの足立区区民の方
検診会場 足立区歯科医師会会員診療所で、実施医療機関にて行います
費用 無料
問い合せ 足立区歯科医師会(03-3882-7337)
または足立保健所健康推進課成人保健係
(03-3880-5111 内線2135-2137)までお問い合わせください

Q: 歯が無くなる原因はなんですか?
A:

大きく分けると虫歯と歯周病が考えられます。虫歯は細菌の出す酸によって歯そのものが壊されていく病気です。歯周病は細菌の出す毒素によって歯の周囲の組織が破壊されていく病気です。


Q: 歯周病と歯槽膿漏は違う病気ですか?
A: 歯槽膿漏の歯槽とは歯の根っこ(歯根)が入っている骨。膿漏とは膿が出るという意味ですから、歯の根の部分を支えている骨(歯槽骨)や歯茎(歯肉)などの組織が侵されていく病気のことで現在の歯周病の一種となります。


Q: 歯周病に種類があるのですか?
A: 歯周病は大きく分けると、歯肉炎と歯周炎に分けられます。歯肉炎は歯茎(歯肉)だけの炎症で歯肉が赤く充血しブヨブヨと腫れ、出血したり、ただれたりする病気です。
歯周病は歯肉だけでなく炎症が歯根膜(歯と骨の間にあるじんたい靭帯)や歯槽骨(歯の根の部分を支えている骨)にまで及ぶ病気です。歯周炎は初期、中期、後期の3段階に分けられます。病気の進み具合によって、歯を支えている骨が溶かされて無くなるに従って、歯がグラグラしてきます。


Q: 歯周炎の段階を教えてください?
A: 〇初期の歯周炎
歯肉炎が進行して歯と歯肉のすき間(普通は1〜2mmぐらい)が深くなり歯周ポケットと呼ばれる深い溝ができます。また水などがしみるようになります。
〇中期の歯周炎
骨などが無くなり始めます。歯周ポケットからは膿が出て口臭がひどくなり、歯も浮く感じがして歯も少しずつ動き出して、物が噛みにくくなります。仕事のストレスや疲れ、風邪などの病気で抵抗力が落ちると歯肉の腫れがひどくなり痛みも強くなります。
〇後期の歯周炎
歯の周りの骨が、どんどん無くなり歯肉も腫れて痛み、歯がグラグラになって最後には歯が抜けてしまいます。


Q: 虫歯も歯周病も細菌が原因ということですが、俗にいう虫歯菌と歯周病菌は違うのですか?
A: 常在菌(お口の中にいつもいる菌)のうち、好気性菌(空気の好きな菌)が虫歯菌で嫌気性菌(空気の嫌いな菌)が歯周病菌です。どちらもプラーク(歯垢)として歯や歯の周りにへばりついています。


Q: プラーク(歯垢)とは食べカスのことですか?
A: プラークは爪楊枝などで歯面をこすると取れる白い粥状のもので、細菌の塊です。したがって食べカスのことではありません。しかし食べカスは細菌の栄養となりますので放っておくとプラークが作られてきます。


Q: プラークはどのように作られるのですか?
A: お口の中に存在している細菌が食ベカスを栄養として増殖し、ネバネバした物質を出して、歯や周りにより一層付着します。さらにその上に新しい細菌が集まり同じことを繰り返していきます。結果として細菌の塊は肉眼でも確認できるぐらいに大きく厚くなります。この頃になるとプラークの中でも外側のほうには好気性菌が内側のほうには嫌気性菌が増えてきます。さらに放置しておくと唾液などの影響で、プラークは石の様に固くなります(石灰化、鉱物化)。これが歯石といわれ、歯ブラシだけでは落とすことは出来ないため、歯科医院にいってとってもらう必要があります。


Q: どうすれば虫歯や歯周病は防げますか?
虫歯、歯周病ともに原因となる細菌の棲家(プラーク)を取り除くことが大事です。したがって歯みがき(ブラッシング)が最も大事になります。


Q: 毎日食後に歯みがきしていれば大丈夫ですか?
A: ご自分では丁寧にブラッシングしているのに歯科医院で磨きが足りないと言われることもよくあります。あくまでもプラークを取り除かなければいけないので、場合によっては歯みがきしていても歯ブラシの毛先が届いていないことがあります。人はどうしても利き手がありますので、磨きやすい側とそうでない側がありますし、歯並びの状態などによっても違います。歯科医院などで自分のお口の中の状態に合わせた歯ブラシや磨き方を教えてもらいましょう。また、自分でも意識してお口の中を見るようにすることが大事です。