口の中を清潔にすると肺炎の発症率が下がることは周知のことですが高齢者のインフルエンザ予防にも関係がありそうです。

在宅高齢者190人を対象に口腔ケア介入群と対照群に分けインフルエンザの発症率を調査しました。
年齢、性別、残存歯数、ADL,脳血管障害及び肺炎の既往の有無、痴呆の有無についてかたよりなく分けた実績です。
グループ |
口腔ケア群 |
対照群 |
期 間 |
2003年9月から2004年3月の冬季6ヶ月間 |
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人 数 |
98名 |
92名 |
平均年齢 |
81.088.0 |
83.586.3 |
介 入 |
歯科衛生士による口腔清掃を中心とした
口腔ケアと集団口腔衛生指導を週1回 |
本人及び介助者による口腔ケア |
発症者 |
1名 |
9名 |
両群でインフルエンザワクチンの接種率に差はなく、対照群で有意に発症者数が多かった。
(対照群に対する口腔ケア介入群の相対危険度は0.1(95%信頼区間0.01−0.81))
同時に行った口腔の総細菌数、ウィルスの感染、増殖を助けるとされている口腔細菌が産生する酵素活性も介入群では有意に低下した。
引用:健康な心と体は口腔から−高齢者呼吸器感染予防の口腔ケア−
阿部 修、石原和幸、奥田克爾、米山武義
日歯医学会誌:25,27−33,2006

この結果はNHKの「ためしてガッテン」でも今年2月4日に放送されました。